第43代長浜東ロータリークラブの会長職に当たり責任の重さに痛感しております。
今私が思うのはもう一度ロータリーを見つめ直そうと言う思いです。まず歴史において
「はじめは親睦ありき」でスタートしやがて「世のため人のための奉仕」の心が生まれ、
ロータリーの世界が明るくなりました。当時のロータリーアンは親睦と奉仕をどのように
考えていたかと言うと、まずクラブを中心に考えて、クラブ内では、親睦の内に奉仕の
心を作る、即ち、ここは心を作るところ、したがって親睦は奉仕の元であります。
実はこれが一番大事なところです。
そして、クラブを一歩外に出ると、そこは作られた奉仕の心を日常生活万般に
適用するところ、即ち実践の世界。したがって実践は奉仕の末であります。
このようにクラブ内は親睦の世界、クラブ外は実践の世界であります。
一方ロータリーは自己研鑽の場であるとよく言われます、自己研鑽とは自覚を持って、
ロータリーのあらゆる会合に参加する事であります。それは自分を磨くと言う倫理的な
目的を持って会合に参加しなければならないと言うことを意味しています。自分を磨くために
ロータリーの会合に参加するのでありますから自分自身が出席しなければなりません。
この度私にとってもクラブ会長とは自分を磨くための会長職として捉えております。
クラブリーダーとして会員のモチベーションと意欲を喚起することが私の仕事です。
それにはまず明るく活気溢れる雰囲気作り、ロータリー歴の浅い会員とベテランの垣根を
なくし声かけ合うことによりコミュニケーションをはかっていく。更に楽しくて為になる
例会作りをお願いしています。明るくて楽しいロータリーには必ず人が集まって来ると思います。
それぞれ違った職種の会員が厳しい仕事をする中でロータリーがこころのオアシス的な
場所になるように作りあげたい。会員各位の積極的な行動を一年間よろしくお願い申し上げます。 |